お金と向き合う 30代のうちにやるべき7のこと 前編

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数日前に、20代の内にやるべきことをアップさせていただきましたが、今回はそれに引き続き30代の内にやるべきことをアップさせていただきます。

 

多くのことが、20代のうちに設定したものを継続化させたものとなりますが、30代では20代で経験することのないライフイベントが数多く待ち受けていることでしょう。

ある人は30代を「ただ走り抜けるだけ」と表現しました。

というのも、30代では、結婚して家庭を持つこと、子供ができること、新しいキャリアをスタートさせること、とにかく長い人生の中でも、非常に数多くの、しかも大切なことがあなたを待ち受けているのです。

そんなたくさんの出来事に、考える時間を奪われてしまい、一生懸命日々をこなしていくことで精一杯になる人たちが多いということなのでしょう。

 

ですが、そんな状況だからこそ「お金」は非常に大事なパートナーとなってきます。

そんなパートナーと豊かに生きるためのヒントをここではご紹介させていただきます。

 

もちろん、この記事を読んでいる全ての人が、同じスタートラインに立っているわけではありません。そして、目指しているゴールも同じ場所にあるわけではありません。

ただ、あなたが「お金」に対して少しでも不安を感じているのなら、あなたのゴールや目標をより明確化させるために、時には一般的なアドバイスに触れることも大切です。

これは前回も同じことを書かせていただきました。

 

これから紹介させていただく、7の提案を自分の現状を考慮した上で、自分の状況に適した形で実践してみて下さい。

きっと素敵な未来があなたを待っていることでしょう。

 

  1. 半年分のお給料を緊急時用口座に準備する

まず、20代の内にやることの一つである10万円以上を緊急時用口座に貯金することは達成できていることと信じています。

通常の口座とは別に口座を用意し、そこにお金を準備しておくことで、予期せぬ出費が発生した際でも、あなたの日常生活へのインパクトを最小限に抑えることができます。

30代では、同様に20代の時に準備した額よりも、多きな金額をその口座へと準備します。

なぜなら、30代のあなたは、妻や子供の面倒を見ながら住宅ローンを返済しなければならないからです。

解雇やケガで職を失ってしまったとしても、切羽詰まった生活は送りたくないですよね?

それならば、あなたが今貰っているお給料の半年分は、最低でも緊急時用口座に準備しておきましょう。

 

なぜ半年なのか。

とある研究によると、一度職を失って、新しい職に就くためにはそれだけの時間がかかるそうです。なので、最低でも半年は無給でも家族を養える蓄えが必要なのです。

 

さらに、半年分の蓄えを持つことによって、それは、あなたにより自由な選択肢を与えてくれます。

自分のビジネスを始めたいと思った時に、半年分の蓄えがあるのと無いのとでは、できることも、取れるリスクも変わってくるということは簡単に想像できることかと思います。困ったときの蓄えは、非常時にあなたを助けてくれるだけでなく、チャンスを掴む際にもあなたを手助けしてくれることでしょう。

 

  1. 住宅ローン以外の借金を払い切る

20代では、高金利のクレジットカードの返済を完了させることを目標としました。

しかしながら、多額の未払いがあるのであればそれを一気に返済するのは、簡単ではありあません。

30代においても、まだ未払いのものが残っているのでいるのであれば、まずはそれを返済することに集中しましょう。

できるだけ倹約した生活に努め、副収入も投下しながらどんどん返済していきましょう。

収入が変わらないのであれば、生活スタイルを変更すべきでしょう。

まずは、借金をゼロにすることが何よりも大切です。

 

  1. 退職後への積み立てへ、収入の15%以上を回す

こちらに関しても、20代で個人型確定拠出年金口座を開け、毎月積み立てを行うことを20代での目標としました。

早速、実践していただいていることと信じています。

改めて強調させていただきますが、あなたにはもう今の年金受給世代のような年金は期待できません。なので、国を当てにせず、なるべく早いタイミングで、せっせと自分で準備しなくてはいけないのです。

30代では、積立金額をさらに増やしていきましょう。

iDeCoにも上限金額があるので、終身保険などを併用するのもいいでしょう。

金融のエキスパート達も、皆口をそろえて15%以上は退職後の積み立てに回すべきだと言います。さらに、より余裕のある暮らしを目指すのであれば、20%を積み立てへ回しましょう。