NISAは今すぐ始めるべき
今回はNISAに関して、少し深掘りしていきたいと思います。
NISAっていったい…
皆さん、NISAという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
聞いたことがあるけど、実はあんまり詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。
最初からかなり厳しいことを言ってしまいますが、
そんなあなたは残念なことに、損しています。
では、NISAとは一体何なのか…
Nippon Individual Savings Accountの略称で、
国が預貯金を投資に回すために用意した制度のことです。
イギリスの「ISA(Individual Savings Account)」をモデルにしたとも言われています。
いったいどんな制度なのかというと、
一言で言ってしまえば、税金を優遇してくれる制度です。
何に税金がかからないのかというと、
それは、金融投資で得た利益に対してかかる税金です。
通常、金融商品に投資をして、利益が上がった場合、(売買益、配当など)
20.315%の税金がかかります。
従って、10万円儲かったからといて、全部があなたの手元にいく訳ではなく、約8万円しか手元にはいかないのです。
税金って本当に色々な所にかかってきますよね…
でもNISAと使うことによって、税金が全くかからなくなるのです。
つまり、手元に10万円がそのまま残るわけですね。
これは利用しない手はありません。
でも、投資って難しそう、儲らなきゃ意味ないでしょ
こう思う人も多いですよね。
そんな人に次の2つの事実を知っていただきたいです。
- 預貯金ではお金は増えません。減る可能性も!?
- 投資の世界はそれほどカオスではない
一つ目に関しては、「増えないのは知ってるけど、減るの?」ですよね。
十分減る可能性はあると思います。
数年前に比べて、若干モノの値段が上がったように感じませんか?
これを、インフレと呼ぶのですが、インフレが起きることによって、お金の価値は下落していきます。
つまり預貯金が減ってしまうのと、同じ意味ですね。
預貯金にお金を入れておいても、預貯金投資をして、損しているのと同じになってしますこともあるんです。
二つ目に関しては、皆さんが思っているほど、ギャンブルの世界ではありません。
投資というと、FXなどを思い浮かべる人が多いかと思うのですが、ここでお話をしているのは全くそれとは違うものです。
これから詳しく説明していきます。
何を買ったらいいのか
金融商品といっても、世の中には、株、債券、投資信託などと、たくさんの金融商品が存在しますよね。
その中でも、今回オススメするのは、投資信託です。
何を買ったらいいか分からないという人は、まず、投資信託を買いましょう。
その中から、ご自分で選んでいただくのもいいですが、人間とは選択肢が多いと意思決定を行いづらくなる生き物です。
ここでは、その選択肢を数十に減らすために、オススメの投資信託を紹介します。
シリーズというくらいなので、いくつかの種類がありますが、まずはホームページを覗いてみて、どんなものがあるのか見て下さい。
色んなものに投資をする投資信託が用意されています。
どこで買ったらいいのか
では、次にNISA口座をどこで持つかです。
基本的には、銀行か証券会社で口座を開けることができるのですが、先ほどのホームページの「販売会社一覧」という所を開いてみて下さい。
ここに、今あなたが銀行口座を持っている銀行が名を連ねているのであれば、そこでNISA口座開設の手続きをしてしまって問題ないと思います。
もし無ければ、
楽天証券は、楽天ユーザーであればポイントを投資に回すことができます。
SBI証券は、取り扱っている商品の数が豊富です。
どっちのNISA
NISA口座開設の手続きを進めていくと、次に直面するのが、「つみたてNISA」か「NISA」かです。
ざっくり、以下のような違いがあります。
|
つみたてNISA |
NISA |
非課税投資枠 |
40万円/年 |
120万円/年 |
非課税期間 |
最長20年 |
最長5年 |
投資の手間 |
自動で積立 |
自分で購入/売却 |
投資できる商品 |
株、投信等 |
目的によって、どちらを選んだほうがいいかは変わってくるのですが、ここでは「つみたてNISA」をオススメします。
なぜなら目的が投資信託を買うことだからですね。
投資信託を買うかつ、長い期間・大きい金額での非課税効果を享受するという意味では、「つみたてNISA」の方が理にかなっています。
さいごに
ここまでで、NISAとはから始まり、かなり具体的なところまで、書かせていただきました。
足を踏みとどまっていたあなたは、是非一歩踏み出してみて下さい。
口座開設は一日かからずにできる場合が多いです。
この記事が、あなたの資産形成の一助になれば幸いです。