お金と向き合う 20代のうちにやるべき11のこと 前編

 

f:id:ymzkyd:20200628165308j:plain

最近では、30代の事を「新20代」なんて呼んだりもしますよね。

そして、20代のうちにキャリア形成、社会的関係性を構築すること、お金のゴールを決めることの重要性は、決して見過ごすことのできない大きな課題となってきました。

 

特に、お金のゴールを決めることについては、一見、決めたゴールや目標を達成するためにいろいろな金融商品を買ったり、売ったりすること、またはそれを勉強することと思われがちですが、決してそうとも限らないのです。従って、「100万円貯金する」=「株やFXで100万円儲かる方法を学ぶ、実施する」ではないのですね。

 

では、一体どういう意味なのでしょうか?

 

それは、ゴールや目標を設定することで、新しい人生をスタートさせるときに、自由になる準備をするということです。人生とは誇張しすぎかもしれませんが、何か新しいことを始めたいと思った時に、「お金」という足枷がかかっていては、大切な一歩を踏み出すことができませんよね。20代のうちに目標、ゴールを決めて、そこから逆算をして、今のうちから何ができるのかを考え、学ぶのです。そして、何か挑戦したいことが見つかった時に、「お金」に縛られずに挑戦できるように準備するのです。それが今後の人生を豊かにするための大切なポイントです。

大学を卒業したばかり、今の職から十分なお給料を貰えていない、例えそんな状態だったとしても、今からスタートできることはあります。

 

もちろん、人によって考え方は異なります。

ですが、皆が違った目標やゴールを持つことはより自然なことです。もしかしたら、もう目標は決まっていて、そこに向かって走り始めている人もいるかもしれません。それは素晴らしいことです。

ですが、あなたが「お金」に対して少しでも不安を感じているのなら、あなたの目標を明確にするために、時には一般的なアドバイスに触れることも大切です。

これから紹介させていただく、11の提案をそのまま受け取り実践していただくも良しです。ただ、あなたの置かれている状況に合わせて、それぞれを再定義した上で、実践に移してもらうことが一番大切なことです。

 

 

  1. 「お金」について勉強する

f:id:ymzkyd:20200628165528j:plain

現代教育の奇妙なことの一つですが、大人になって最も重要なテーマのひとつである、「お金の」については、学校で教えてくれません。そう、学校の先生は国語や算数を教えてはくれますが、「お金」については教えてくれないのです。そして、あなたの両親でさえ「お金」について、しっかりとした教育をしてはくれなかったでしょう。

つまり、すでに勉強を始めている人はさておき、世の中大半の人のマネーリテラシーは義務教育さえ卒業していないレベルと言えるでしょう。知識というものは時には大きな力を発揮するものです。「お金」に対する知識が不足していることは非常に残念な状態ですね。

 

学び始めることは何歳からでも遅いということはありません。まず勉強しましょう。

・無料で始めるなら、お金のことに書いてあるブログを片っ端から読んでみてください。さあ、検索してみるだけです。

・そして、なんとなく自分の興味のありそうなテーマが見つかったら、それについて書いてある本を読んでみてください。

 

後日、私が勉強した中でのオススメもアップさせていただきます。

 

  1. 予算を決める

f:id:ymzkyd:20200628165626j:plain

これはビジネスを行う上では非常に重要な行為です。

ですが、個人の経済活動となってくると中々軽視されがちです。

私も学生時代に、アルバイトを通じてお金を稼いでいましたが、そこからの収入を上回るクレジットカードの返済請求がしばしばきていたものです。こんな時は毎回、金額の大きい支払いを分割払いにするか、リボ払いにするかで難を乗り切っていたんですね。お恥ずかしい話ですが、これではクレジットカード会社の思うつぼです。

 

なので、しっかり予算を決めることが非常に重要なのです。

・まずは、月々の収入がいくらあって、いくらの固定支出があるのかを書き出してみましょう。

・それが出来たら次は、余ったお金を何に使うかです。貯金に回すも良し、娯楽費に回すも良し、です。

こうすることで、あなたの月々のキャッシュフロー見える化することができます。見える化することによって、自分の経済活動をコントロールできるようになります。自分が使えるお金の額をきっちり頭に入れて、どこにいくらまで使っても大丈夫なのかを常日頃考えながらお金を使うようにしましょう。そうすることで、より有意義な意思決定を行うことができ、あなたの決めた目標に最短距離で到達することができます。

 

 

  1. 医療保険について調べる

f:id:ymzkyd:20200628170014j:plain

私は保険会社の者ではありませんが、多くの若者が医療保険を軽視していると言えるでしょう。なぜなら、毎月定額で保険料を支払うよりも、毎回何かがあった度に医療費を支払うほうが安いと考えるからです。

このような考え方を理解できなくもありませんが、何事も「備えあれば患いなし」です。

事実、予想外の大きな医療費の支払いは個人の活動に大きなダメージを与えます。破産申請をしている人の中に、高額な医療費が原因で破産申請を行った人がいるということも忘れてはいけません。

 

ネットから医療保険に入ることができる時代です。

まずは、どういったものがあるのか、どんなことが保証されているのかを調べてみましょう。きっとあなたにぴったりのものが見つかるはずです。

 

  1. 緊急時用口座を確保する

f:id:ymzkyd:20200628170102j:plain

テレビが壊れる、車が故障する、冷蔵庫が壊れる、、予期せぬことはいつでも起こりえます。こんな緊急時の支払いには、緊急時用口座を作り、そこから支払いを捻出しましょう。これは、冒頭でも説明した、あなたの目標を達成するために大きく役立ちます。

まずは、最低でも10万円を緊急時用口座に用意しておきましょう。緊急の支払いにはこの口座からお金を捻出すれば、それほど痛手を負ったと感じません。なにより、あなたが月々で決めた予算を問題なく達成できることでしょう。

 

  1. クレジットカードでのリボ払い、分割払いをやめる

f:id:ymzkyd:20200628170207j:plain

若いうちにできる金融投資で、最も簡単にできるかつ効果的なものの一つは、高金利のクレジットカードを返済しきることです。

リボ払いに関しては、一般的な年率がなんと15%にもなります。これは恐ろしいことですね。例えば、リボ払いにしているものを1年以上かけて返済した場合、その価格は15%以上高くなっているということです。

月々の支払いが安く抑えられるという罠に惑わされがちですが、実際にはかなり割増しでそのものを買っていることになります。

 

クレカの支払い残高が残っている方は、まずはそれを返済しきることをゴールにしてみてください。そして、全ての返済が終わったら、クレカを捨てることを検討してください。

もちろん、クレカを保有するメリットもたくさん知った上でこんなことを言っています。クレカは正しく使うことができれば、便利な道具の一つであることは間違いありません。

ですが、その裏に介在する様々な落とし穴の存在も忘れてはなりません。支払い遅延や利上げなどマイナスの面がメリットを上回ってしまう部分も多々あるのです。